2007年08月03日

ペットショップやブリーダーが

ペットショップやブリーダーがペットビジネスの入口的存在であるのならばペット葬儀業はペットビジネスの出口的存在といえる。家族の一員であるペットが無くなったら人と同じようにペット葬儀を行ってやりたいという飼主が増えてきている。しかし、ペットは法律上物として扱われ、死んでしまえば廃棄物として処理され、どこの自治体でもペットの死体の引取を行っている。それでも、長年可愛がったペットを廃棄物として他の物と一緒に焼却されたのでは飼主は感情的にやり切れないものだ。そこで、ペット専用の焼却施設を持つペット葬儀業を利用することになる。ペット葬儀と同様ペット霊園に関してもニーズが増している。
ペット葬儀・ペット火葬は、人間と同じように祭壇を作ってペットのお葬式をしたり、個別にペットの火葬をしたり、ペットのお骨上げをしたりして貰える。ペット霊園では、ペットのお骨を預かって納骨堂でペットの供養をしたり、個別にペット お墓を作ってペット供養してもらえるペット霊園も多くなってきている。さらに、自宅にペットのお骨を持ち帰って、ペット専用の仏壇でペット供養する事もできる。最近では、移動火葬車を扱うペット葬儀・ペット火葬も多く、ペットとの思い出の場所でのペット葬儀・ペット火葬もできるようになった。
ペット葬儀、ペット霊園共に新規事業者が増加している。ペット葬儀業・ペット霊園業も共に許可や届出は必要なく規制する法律もないのが現状で、多くの新規参入がある。しかし、周辺住民とのトラブルも多く、各自治体が条例で規制しているところもある。
ただ、こうした傾向に伴い、ペット霊園の設置や死体のペット火葬を巡ってのトラブルも増えている。人の霊園や火葬場を設置する際は、墓地埋葬法で都道府県知事の許可が必要だが、ペット霊園の設置などについては規制する法律がないためだ。


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Posted by ノブ at 11:58 │ペット葬儀