2007年08月09日

ペット葬儀は

ペット葬儀はペットブームに後追いするかのように増加しているが、急激な増加の背景にはそれなりの問題点も多く抱えている。人間の葬儀でも葬儀社が主体的になりすぎて、本来の主体である本人または施主の気持ちといったものを何処かに忘れてしまっているかのように淡々と進行して行く。進行の手順がいいのは悪いことではないが、形式ばかりで心がないことを感じる場合もある。ペットも同様にペット葬儀ということが一般的になるにつれて、ペット霊園産業が商業主義になりがちになってきているという批判の声もある。
ペット葬儀・ペット火葬は、人間と同じように祭壇を作ってペットのお葬式をしたり、個別にペットの火葬をしたり、ペットのお骨上げをしたりして貰える。ペット霊園では、ペットのお骨を預かって納骨堂でペットの供養をしたり、個別にペットのお墓を作ってペット供養してもらえるペット霊園も多くなってきている。さらに、自宅にペットのお骨を持ち帰って、ペット専用の仏壇でペット供養する事もできる。最近では、移動火葬車を扱うペット葬儀・ペット火葬も多く、ペットとの思い出の場所でのペット葬儀・ペット火葬もできるようになった。
最近ではペットの葬儀やペット火葬を行ったり、ペットのお墓を持つ人が増えている。ペットを家族同様に考える人が増えてきているので、時代の当然の流れだろう。このため、今ではペット専門の葬儀社やペット専門のペット霊園もあるし、ペットのためにお経を読んでくれるお寺もある。ペット用の仏壇もあるし、ペットの散骨や遺骨加工のサービスもある。ペット保険に入るときいろいろと聞いてみると良いかもしれない。
あるビジネスコンサルタントによると、ペット葬儀に関係する会社は全国におよそ800社あり、そのうち150社は最近新たに業務を始めたものという。これらの多くは都市部に集中しており、東京都には96、千葉県には66社あるという。さらに、ペット霊園業界の成長を考えれば、これまでこのビジネスの構築や運用に関する法的な枠組みの整備はまだかなり遅れているのが現状だ。



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Posted by ノブ at 10:58 │ペット葬儀