2007年09月03日

それぞれの個性がある

ペット専門の葬儀会社もいろいろある。ここで注意しなければいけないのは、それぞれのペット専門の葬儀会社にはそれぞれの個性がある、ということだ。料金を安く設定しているペット専門のペット葬儀会社の場合は、数多くのペット葬儀の依頼を効率よくこなしていく内容の業者だ。このため、料金を第一に考える飼い主にとって、こうした業者は理想的だろう。
ペット葬儀業の伸長は、愛犬や愛猫といったペットが家族化して、ペットに対して出費を厭わなくなった飼い主が増え続け、このようなペットブームに便乗して、ペット用ホテル、エステ、保険さらには、冠婚葬祭といった分野にまで民間業者がビジネスとして乗り出してきたということがある。現在では、ペット専用葬儀社は6000社から8000社ほどもある。ペット葬儀社には、仏教寺院だけでなく、倉庫業、運送業、不動産会社、石材店、動物病院といった民間業者が、果ては「ドン・キホーテ」までもペットの供養・葬儀を行っている。近年のペットブームの内実は、犬猫に関する限り、飼育数という量の増加ではなく、少子化のなかでの子どもと同様、ペット1匹あたりにかけるコストの増大、つまり質の増加によるものである。
ペットブームに伴い、ペット火葬場やペット霊園も増え、すでに全国数百箇所を数えている。しかし、これらの建設には、法的規制がなかったため、各地で地元住民とトラブルが多発し、条例で規制する自治体も増えてきた。こうした問題に対し、専用車による訪問ペット火葬サービスなども登場している。また、ビル型のペット専用霊園・ペット葬儀場も建設されたりしている。こうした施設では、ペットの祭壇やペット納骨堂も設けられ、僧侶まで常駐しているそうだ。
また、ペット葬儀業者に対しては、以下のようなことを確認すべきだ。
1:料金
2:ペット火葬はどのような順序になるか
3:所要時間
4:予約は必要かどうか・・・。
5:予約の変更が可能かどうか、またその方法
6:どのように引き渡してくれるのか・・・。
ペット葬儀料金などはペット葬儀業者によってまちまちなのが現状なので、時間があるのなら、いくつかの業者に確認をとり、比較検討してみると良い。また、ペット葬儀料金だけでなく、自分の望むペット葬儀の内容で行ってもらえるか、なども検討するべきだ。ペット葬儀の内容で、自分の希望に真摯に応じてもらえ、色々相談に応じてもらえるペット葬儀業者が望ましい。要は、いかに誠意ある態度で接してくれるか、ペット葬儀業者を見る目も自分で養う必要がある。


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Posted by ノブ at 22:29 │ペット葬儀